中古マンション購入のメリットとでメリット

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まずは、中古マンションの背景についてお話しします。一昔前は、中古マンションの印象を聞かれると、予算的に新築マンションに手が届かない人が仕方なく購入する住宅でした。故に、新築が重視され、中古が軽視されるという風潮がありました。しかし、バブルの崩壊後、この考え方は変わっていきます。バブル崩壊後、地価の下落により建物にお金をかけられるようになると、クオリティーが非常に重視されるようになりました。また、2006年に住生活基本法が制定され、良質な住宅ストックの確保が国策として決められた事は、我々消費者の中古住宅への考え方を大きく変えました。

次に、実際に中古マンションを購入することのメリットについてです。メリットは、主に三つです。一つは、分譲価格の割安感があること。二つ目は、自分自身で直接、完成した建物や管理状況を確認することができることです。三つ目は、物件の選択の幅が広いことです。デメリットは、主に五つあります。以下、列挙すると、建物や設備の劣化リスク、瑕疵担保責任の期間が三ヶ月と短い、アフターサービスは無償では受けられない、新築に比べて見劣る住宅税制、仲介手数料がかかることがあげられます。上記のメリットでメリットを考慮してから、購入を考えると良いと思います。